小西英司が理事長を務める「ホーストラスト」の場所や評判・経歴は?【情熱大陸】

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こんにちは、管理人のKeitaです。

様々な分野で活躍される人を取り上げている情熱大陸ですが、今週は引退馬が余生を送る牧場を運営するNPO法人「ホーストラスト(HORSE TRUST)が取り上げられます。

競走馬の引退後は多くが殺処分される中、そんな馬を保護したいとホーストラストを立ち上げた理事長の小西英さん。

視聴者としては、ホーストラストの評判や小西英司さんの経歴、どんな馬がいるの?など気になりますよね。

今回は、競走馬の引退後やホーストラストの評判、小西さんの経歴など調べてみましたので、興味がある方は是非最後まで見てください。

NPO法人 ホーストラストの運営情報

名称特定非営利法人ホーストラスト
住所〒899-6201 鹿児島県姶良郡湧水町木場6340-70
代表者名小西英司
従業員数7名
現養老馬頭数140頭
募集馬養老馬・牝馬・せん馬・ポニー
施設厩舎・放牧地・パドック・シェルター(屋外待避所)
Web公式HP
SNSfacebook

日本全国で200ほどある引退馬受け入れ施設の中でも、放牧での飼育受入数は最大級を誇る施設です。

他にもホーストラスト 北海道もあり、33頭のの養老馬がいるようですね。馬1頭につき、約0.7~1.0haの割合で群れて生活するとのことで広大な土地が飼育には必要となります。

鹿児島や北海道で運営されているのも、馬たちに必要な土地を見ると納得ですね。

公式のfacebookの画像を見ても、馬がリラックスしながら飼育されている様子がわかり、見てるこちらも癒されます。

小西英司 プロフィール

https://www.mbs.jp/jounetsu/
名前小西 英司(こにし えいじ)
出身香川県
生年月日1965年
年齢57歳
職業特定非営利法人ホーストラスト理事
学歴酪農学園大学
趣味囲碁
好きなモノ馬・犬・酒・旅

香川県出身の大西英司さんは、大学で北海道の酪農学園大学に進学しました。

大学では自然や動物に触れる農学部で学びたいと思っており、東京と北海道で悩んだ末、北海道の方が馬が多くいるだろうと思い、進学を決意したとのことです。

そんな小西英司さんですが、馬術部に入部し馬の生態・世話をする方法について学びながら、過ごした後、大学を辞めて一度会社員として就職します。

会社員時代は馬から離れて過ごしていたのですが、アメリカでウェスタン乗馬をしたことがきっかけに馬への情熱が復活。

アメリカから香川県に戻り、会社員の傍ら、「新冠ホロシリ乗馬クラブ」・「うらかわ優駿ビレッジアエル」など乗馬クラブに所属しながら担当馬まで持っていたといいます。

当時を知る人にも、スタッフのような仕事をしていたと言われるなど、馬への愛情が見えますね。
このときから、将来的な馬への関わり方も考えていたのかもしれません。

その後、馬の管理監督して海外の乗馬クラブなどにも行き、「馬を大切しなさい」と指導していたのですが、働けなくなった馬を殺処分にすることと自身の思いに矛盾を感じます。

馬を大切にしたいが、処分される馬を救えないという葛藤がホーストラストの原点であり、同じ悩みを持つ仲間と3人でNPO法人を立ち上げ、引退後の馬の世話をすることとなります。

ホーントラストの所属馬や評判は?

JRA史上最強のスプリンターと言われる「サクラバクシンオー」を親に持つ、兵庫競馬場初の三冠の「ロードバクシン」やフェブラリーステークス(GI)優勝の「サクセスブロッケン」など有名馬の多数在籍しています。詳しくはこちら

競馬好きの方なら、ご存じの方も多くいるのではないでしょうか?

他にも東日本大震災で被災した馬や自馬、大学の実験飼育で飼われていた馬や天然記念物の馬などがおり、多くのスポンサー待ちの馬もいます。

そんなホーストラストですが、無料で見学できるので、競馬で知っている馬の近況など見たくて訪れる方が多くいるようです。

敷地内にあるハンドメートの馬グッズのお店や乗馬体験なども好評で、馬とのどかな雰囲気で過ごせる、リピートしたなどとSNSでの評価は好印象のものばかりです。

実際に行った方のレポートもこちらにありますので、気になる方は是非見てください。

やりがいがなければ厳しい?NPO法人ホーストラストのお金事情

https://www.jil.go.jp/institute/research/2015/139.html

労働政策研究・研究機構のデータによるとNPO法人の「正規職員」の年収は平均260万円ほどとなっています。

高い年収の人でも372万円ほどとなるので、ビジネスセクター毎の格差が狭まっているとはいえ、一般企業に勤める人より厳しい年収であることは変わりません。

ホーストラストも規模などは小さい団体ですので、税制優遇などありますが同じ水準で見ていいのではないでしょうか。

他のNPO法人であるピースウィンズジャパンが保護犬事業で、73人規模で理事平均が800万円ほどとあるので、小西英二理事も600万円程度と思います。(ピースウィンズジャパンの情報はこちら

NPO法人での活動は、同じスキルを持っていても一般企業に就職するより年収が低いのに加え、税制優遇措置などに影響も受けるので、やりがいがないと続けられない職業と言えるでしょう。

引退馬の9割が殺処分の噂は本当か?

引退馬の9割が殺処分されるという話をよく耳にします。

ドキュメンタリーなどでも9割が殺処分と伝えられているので、一般的にある程度信憑性のある言葉として認識されているのだと思います。

そんな、引退馬の殺処分の噂を検証してみました。

引退事由JRA(中央競馬)NAR(地方競馬)合計
繁殖6144831,097 (19.8%)
斃死140836976 (17.6%)
研究17017 (0.4%)
乗馬8771,5962,473 (44.6%)
その他156836976 (17.6%)
合計1,8143,7515,555
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/keiba/lin/attach/pdf/index-70.pdf

これは、農林水産省の馬産地をめぐる情勢で定時されているデータとなります。

実際には3,875頭の馬が再登録(中央から地方や地方から中央に移動になった馬)されているのですが、引退しているわけではないので除外しています。

このデータから大体17.6%の馬が斃死として活動中に死んでしまっています。

引退後に乗馬や繫殖馬として余生を過ごし、馬肉用に処分される馬の多いでしょうが、10年生きていれば死亡数も多くなってくることからも、一概に9割殺処分は言い過ぎかもしれません。

各牧場の乗馬や繫殖馬の行方がわかれば、もっと詳しい割合がわかるかもしれませんが、そこまでの情報はありませんでした。

しかし、大半の馬は処分されてしまい天寿を全うできるわけではないので、ホーストラストのような施設で余生を過ごせる馬が増えるといいですね。

まとめ

今回は、情熱大陸で取り上げられるNPO法人 ホーストラストと理事である小西英司さんについて取り上げました。

現役時代の短いサラブレットの長い引退後を考える小西さんは、今後スポンサーのいない馬も救いたいと語っています。

引退した馬を引き取りたいという声は増えるものの現実問題として、馬の飼育にかかる維持費などの問題が大きく壁が大きいようです。

そんな引退馬を救いたいという意思のもと自らNPO法人を立ち上げて、運営されている小西さんの理念がより広まり、ホーストラストの活動への理解が深まるといいですね。

自分の意志をしっかり持って、やりがいを元に仕事をされる小西さんには学ぶところも多くあるなと感じました。皆さんはいかがでしょうか?

読んでいただいた方にも少しでも、ホーストラストや引退馬、小西英司さんなどに興味持ってもらえると嬉しいです。

コメント

  1. コーパス より:

    小西さん、ホロシリ乗馬クラブでお会いしたことがあります。もう30年近く前ですが、お元気そうで!

    ところで1965年生まれだと、65歳は計算が合わないのでは?

    • keita keita より:

      ホロシリ乗馬クラブで小西さんに会われたんですね。
      今回調べてみて評判がとてもよさそうなので、一度行ってみたいなと思ったので羨ましいです!

      ご指摘ありがとうございます、年齢修正させて頂きました。

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